Table Rebuildユーティリティは、対話式にメッセージを発行します。
処理が完了したあと、Table Rebuildユーティリティによって以下のメッセージが返されることがあります。
Bad table header on AMP ccc-p for table tablename
このメッセージが出される原因は、以下のいずれかの条件です。
- テーブル ヘッダーが存在しない。これは、Table Rebuildの開始後にテーブルが削除されたことが原因かもしれません。
- ヘッダーは見つかったが、特定のAMPでテーブルが正常に再作成されなかった。
このテーブルを回復するには、最新のアーカイブから復元する。アーカイブからの復元がオプションに含まれない場合、Teradataサポート センター(TSC)へ連絡してください。
システムの再構成中にテーブルが無効な状態になっていて再配置可能でないことを示すマークが付けられている場合、そのテーブルに含まれる行については、それらがふさわしい位置にあるという保証はありません。Table Rebuildによりテーブルを再作成できず、「テーブルtablenameのReconfigアボートが保留中のため、再作成できません。」が表示されます。その場合には、テーブルを再作成する前に、最後に作成したアーカイブからまずそれらのテーブルを回復するか、またはそれらのテーブルを削除する必要があります。
スパース マップ(またはシステム内のすべてのAMPのサブセットのみを含む連続マップ)を使用するテーブルは、必ずしもシステムのすべてのAMPに分散されるわけではありません。再作成用に指定されたテーブルが、REBUILDコマンドで指定されたAMP上に存在しない場合、テーブル再作成によって次のメッセージが発行されます。
Unable to rebuild table tablename due to table not in rebuilt AMP
連続マップとスパース マップの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094>を参照してください。AMPの処理に関連したエラー メッセージの詳細については、<Teradata Vantage™ - Databaseメッセージ、B035-1096>を参照してください。