RADIX - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/xha1591998860283.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

RADIXコマンドは、Ferretとの間の数値データの入出力で使用されるデフォルトの基数を、16進数または10進数として設定します。RADIXコマンドだけを入力すると、入出力の現在の設定が表示されます。

構文

{ RADIX | RAD }
  [ INPUT | IN | OUTPUT | OUT ]
  [ HEX | H | DEC | D ]

構文要素

INPUT
選択する基数(10進または16進)がFerretへの数値入力のデフォルトとなります。
OUTPUT
選択する基数(10進または16進)がFerretからの数値出力のデフォルトとなります。
HEX
H
HEXオプションを指定すると、Ferretへの数値入力、あるいはFerretからの数値出力のデフォルトの基数が16進になります。
DEC
D
DECオプションを指定すると、Ferretへの数値入力、あるいはFerretからの数値出力のデフォルトの基数が10進になります。

使用上の注意

Ferretを始動すると、Ferretへの入力および出力両方のデフォルトの基数は10進になります。

RADIXコマンドからINPUTおよびOUTPUTオプションの両方とも省略すると、選択した基数(HEXまたはDEC)が数値入力、および数値出力の両方に適用されます。

Ferretデータの設定の変更時に、INPUTまたはOUTPUTのどちらかを選択できますが、両方を選択することはできません。

HEXとDECの両方のオプションを省略すると、FerretはRADIXの現在の設定を表示します。

例: Ferretのデフォルトの基数を10進数に設定

次のコマンド例は、入力を10進数に設定する方法を示しています。

Ferret ==>
Rad Input Dec