最適化ルーチンで、ハッシュ結合と動的ハッシュ結合を実行するためにメモリ内ハッシュ結合方式を優先的に選択するかどうかを設定します。また、最適化ルーチンで、メモリ内ハッシュ結合方式をコスト計算の代替パスとして評価するかどうかも設定します。
フィールド グループ
パフォーマンス
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | ハッシュ結合と動的ハッシュ結合は、メモリ内ハッシュ結合方式を可能な限り使用して、優先的に実行されます。 |
FALSE | メモリ内ハッシュ結合方式を含む、すべてのハッシュ結合と動的ハッシュ結合が最適化ルーチンによって評価されます。最適化ルーチンでは、最もコスト効率の高い方式を選択して使用します。 |
デフォルト
FALSE
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
2つのテーブルが結合される場合、最適化ルーチンではこの結合を行なうための最良の方式を選択します。この選択は、これらのテーブルに対してさまざまに異なる可能性のあるデータのジオグラフィ(ローカル、重複、およびハッシュ分散)を使用して、可能なすべての結合方式(マージ結合、ハッシュ結合、メモリ内ハッシュ結合、積結合、入れ子結合など)のコストを予測して比較することで行ないます。
このフィールドをTRUEに設定すると、最適化ルーチンでは、他のすべてのハッシュ結合方式よりも、可能な限りメモリ内ハッシュ結合方式をコストに関係なく使用します。ハッシュ結合方式は、通常他のハッシュ結合方式よりも優れたパフォーマンスを提供します。このフィールドをTRUEに設定すると、メモリ内ハッシュ結合に対してコスト ベースの計画の生成を行なわないため時間も節約できます。