profile_nameのスプール ファイルに許可される最大バイト数。デフォルトはNULLですが、その場合、プロファイルに割り当てられた個々のユーザーに定義されている設定が使用されます。
プロファイルでのスプール領域制限の変更は、MODIFY PROFILEリクエストが実行依頼されるとすぐに有効になります。
- n
- このバイト数は、整数値、10進数値、または浮動小数点値として入力するか、バイト数を決定する値が得られる定数式として入力します。また、指数表記法を使用して値を入力することもできます。例えば、1000でも1E3でもかまいません。
- constant_expression
- 定数式は、列を参照しない任意のSQL式です。データベースのスプール領域サイズに適切な定数式を指定すると、Teradata Databaseは、システムのサイズに合わせた最適なSPOOLの容量を割り当てます。
- BYTES
- 許容する領域の単位を重複して指定するためのオプションのキーワード。
例: プロファイル スプール領域の変更
ユーザーandersonのスプール設定が500,000バイト、ユーザーbrewsterのスプール設定が800,000バイトであると仮定します。
ユーザーandersonは、500,000バイトのスプール設定を使用して、financeという名前のプロファイルを作成できます。
CREATE PROFILE finance AS SPOOL = 500000;
ユーザーandersonは、このプロファイルをbrewsterに割り当てて、スプール制限を効率的に800,000から500,000に削減することができます。
MODIFY USER brewster AS PROFILE = finance;
andersonの所有者が後でスプールの割振りを1,000,000に増やすと、andersonもfinanceプロファイル スプールの設定を1,000,000バイトにすることができます。brewsterを含め、そのプロファイルが割り当てられたすべてのユーザーは、自動的に1,000,000バイトのスプール領域を取得することになります。
MODIFY PROFILE finance AS SPOOL = 1000000;
andersonの所有者が後でスプールの割り振りを500,000に減らしても、financeプロファイルおよびbrewsterの割り当ては影響されません。
例: 定数式を使用したプロファイルのスプール領域の指定
次のリクエストは、プロファイルresearch_and_developmentのスプール領域を、定数式3,000,000 (HASHAMP()+1)に基づいたサイズに変更します。これらの式では現在のシステムにあるAMPの数を計算して、そのサイズに合わせてresearch_and_developmentプロファイルのスプール領域を拡大します。
これは、プロファイルresearch_and_developmentの最初の定義です。
CREATE PROFILE research_and_development AS DEFAULT DATABASE = it_dev, PASSWORD = (EXPIRE = 0), SPOOL = 2000000*(HASHAMP()+1);
次のMODIFY PROFILEリクエストでは、このプロファイルのスプール領域の割当てを次のように変更します。
MODIFY PROFILE research_and_development AS DEFAULT DATABASE = it_dev, PASSWORD = (EXPIRE = 0), SPOOL = 3000000*(HASHAMP()+1);