WITH - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - WITH句、BEGIN QUERY LOGGING SQL文。

Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語 構文規則および例

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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ja-JP/wkf1512081455740.ditamap
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ja-JP/wkf1512081455740.ditaval
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B035-1144
Product Category
Software
Teradata Vantage

リクエスト オブジェクト、リクエストを実行するために生成されるAMPステップ、リクエストのEXPLAINテキスト、SQLリクエスト テキスト、またはXML文書としてのリクエストの最適化ルーチン計画について、ロギング オプションを指定するために使用するキーワード。

LIMIT SUMMARYを指定すると、どのロギング オプションも指定できなくなります。

ロギング オプションのいずれかを指定すると、システムのパフォーマンスに影響が生じることがあります。

ロギング オプションまたはWITH NONEを指定しないと、リクエスト情報のデフォルト セットのみが、指定したユーザーごとの各リクエストに定義されたデフォルト行にロギングされます。

ロギング オプションとオプション修飾子の説明については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>の「データベース問合わせロギングを使用した問合わせ動作の追跡」を参照してください。設定できるロギング オプションは、次のとおりです。

ALL
EXPLAIN、OBJECTS、SQL、およびSTEPINFOオプションについてロギングされる情報。XMLPLAN、LOCK、STATSUSAGE、PARAMINFO、FEATUREINFO、UTILITYINFO、またはUSECOUNTの各オプションについての情報はロギングされません。
EXPLAIN
リクエストについてのEXPLAINテキストがロギングされます。
EXPLAINオプションは、SUMMARYまたはTHRESHOLDオプションと同時に指定することはできません。
LOCK=n
nセンチ秒を超えるロック競合が、XML形式でロギングされます。ロック プラン データのシュレッド方法など、DBQLXMLLockTblの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>の「データベース問合わせロギングを使用した問合わせ動作の追跡」を参照してください。
NONE
指定した項目についてのDBQLデータはロギングされません。この項目は、次のとおりです。
  • アカウント ユーザーの組またはアカウント ユーザーのリスト
  • アプリケーション名またはアプリケーション名のリスト
  • ユーザー名のリスト
  • ALL: アカウント名
  • ALL: アカウント文字列リスト
  • その他の指定のないALL (すべてのアカウントを指定)
WITH NONEを指定すると、その他のオプションは指定できなくなります。
WITH NONE設定を解除するには、それに対応するEND QUERY LOGGING文を使用する必要があります。END QUERY LOGGINGを参照してください。
OBJECTS
データベース、テーブル、列およびインデックス情報がロギングされます。
このオプションは、SUMMARYまたはTHRESHOLDと同時に指定できます。
NO COLUMNS OBJECTS
列のデータは、DBQLObjTblに記録されません。このオプションによって、多数の列を持つテーブルに対するロギングのオーバーヘッドを減らすことができます。
PARAMINFO
パラメータ値とメタデータがDBQLParamTblに記録されます。
FEATUREINFO
DBQLogTblのFeatureUsage列に機能使用情報を記録します。
記録されている現在の機能リストを表示するには、次の文を使用できます。
SELECT featurename FROM DBC.QryLogFeatureListV;
FeatureUsage列には使用状況の情報がバイナリ形式で格納されています。TD_DBQLFULテーブル関数を使用して、バイナリ データをJSON文書に変換できます。詳細については、<Teradata Vantage™ SQL演算子およびユーザー定義関数、B035-1210>を参照してください。機能の使用状況の情報をJSON形式で表示するには、QryLogFeatureJSONビューのFeatureInfo列にアクセスできます。現在の使用回数の情報を表示するには、DBC.DBQLogTblのFeatureUsage列でDBC.QryLogFeatureUseCountVとバイナリ データにアクセスできます。使用回数の情報は、DBC.DBQLogTblでの行の数に基づきます。
SQL
SQL文のフル テキストがロギングされます。
このオプションは、THRESHOLDと同時に指定できます。
STATSUSAGE
DMLリクエストに対する最適化ルーチンの統計と使用上の推奨事項が、XML文書形式でロギングされます。
XMLPLANを同時に指定すると、STATSUSAGEとXMLPLANから得られるデータが、1つのXML文書にロギングされます。
このオプションで生成されるログのXMLスキーマについては、次の場所を参照してください。
http://schemas.teradata.com/queryplan/queryplan.xsd
DETAILED STATSUSAGE
リクエストの計画で参照されるすべてのデータベース オブジェクトについて、次の統計詳細項目がロギングされます。
  • StatTimeStamp
  • Version
  • OrigVersion
  • NumColumns
  • NumBValues
  • NumEHIntervals
  • NumHistoryRecords
  • NumNulls
  • NumAllNulls
  • NumAmps
  • NumPNullDistinctVals
  • PNullHighModeFreq
  • AvgAmpRPV
  • HighModeFreq
  • NumDistinctVals
  • NumRows
  • CPUUsage
  • IOUsage
このオプションで生成されるログのXMLスキーマについては、次の場所を参照してください。
http://schemas.teradata.com/queryplan/queryplan.xsd
DETAILEDキーワードは、STATSUSAGEオプションの修飾子です。
DETAILEDは、地理空間統計をサポートしていません。
STEPINFO
AMPステップ レベル情報がロギングされます。
このオプションは、THRESHOLDと同時に使用できます。
USECOUNT
データベースまたはユーザーの使用カウント情報がロギングされます。 収集は、データベース オブジェクトにアクセスしているかどうかに関係なく、指定されたデータベースまたはユーザーのカウント情報を使用します。
USECOUNTの指定対象:
  • ユーザーの場合は、その他の任意のロギング オプションを指定できます。
  • データベースの場合は、その他のロギング オプションは指定できません。
アカウント文字列でWITH USECOUNTオプションを有効にすることはできません。
WITH USECOUNTとON ALLを指定し、システム上のすべてのオブジェクトについて使用回数の情報を記録できます。次に例を示します。
BEGIN QUERY LOGGING WITH USECOUNT ON ALL;
USECOUNTが他のオプションと混在しており、ON ALLを指定する場合、全ユーザーがアクセスするすべてのオブジェクトについて、他のオプションの情報が記録されます。誰がオブジェクトにアクセスしているかを問わず、全データベースのすべてのオブジェクトについて使用回数の情報が記録されます。次に例を示します。
BEGIN QUERY LOGGING WITH USECOUNT, SQL, OBJECTS LIMIT SQLTEXT=0 ON ALL;
UTILITYINFO
ユーティリティ情報がDBC.DBQLUtilityTblに記録されます。
XMLPLAN
DDL、DML、およびDCLリクエストについての計画が、XML形式でロギングされます。DDL文の場合、XMLPLANによって、StatementTypeや対応するStepNamesなどの基本情報がロギングされます。
また、XMLPLANオプションによって、次のDDL文の詳細情報がロギングされます。
  • COLLECT STATISTICS
  • CREATE INDEX
  • CREATE TABLE
  • DROP INDEX
  • DROP TABLE
XMLPLANでは、FastLoadジョブとMultiLoadジョブの詳細情報もログに記録されます。
このオプションで生成されるログのXMLスキーマについては、次の場所を参照してください。
http://schemas.teradata.com/queryplan/queryplan.xsd
VERBOSE XMLPLAN
リクエストについてのVERBOSE EXPLAINテキストがXML形式でロギングされます。また、EXPLAINのみでは使用できないSpoolAsgnListとHashFieldsの詳細も含まれます。
VERBOSEキーワードは、XMLPLANオプションの修飾子です。
このオプションで生成されるログのXMLスキーマについては、次の場所を参照してください。
http://schemas.teradata.com/queryplan/queryplan.xsd