次のTeradata固有のコマンドは、Teradata C/C++ UDF Debugger拡張機能を備えたGDBのみで使用できます。
これらのコマンドの一部は、スレッド セレクタをパラメータとして、または出力内で使用します。スレッド セレクタは、スラッシュ(/)文字で区切られた3つの数値からなります。スレッド セレクタはnode/process/threadの形式をとります。nodeは、UDFを呼び出すvprocの番号、processとthreadは、UDFを実行するプロセスとスレッドに対してオペレーティング システムから割り当てられたIDです。nodeとthreadがともに、システム上のすべてのタスクを固有に識別するので、processは通常省略されます。例えば、PEスレッドのスレッド セレクタが16383//7137で、0//22638がAMPスレッドである場合があります。
UDFデバッグ セッションのスレッド セレクタは通常、デバッグされているUDFに対応します。ただし、UDFを実行するudfsectskプロセスには、UDFを実行するスレッド以外にもスレッドがあります。デバッガは通常これらのスレッドを非表示にしていますが、ブレークポイント、ウォッチポイント、またはデバッガが捉えたシグナルに到達すると表示されます。そのような場合、これらのスレッドはUDFスレッドと同様に処理され、スレッド セレクタが割り当てられます。