UDFを管理するため、TeradataではUDFの作成と実行のためにデフォルト パスと一時パスを使用します。それには、次のものが含まれます。
- CREATE FUNCTIONにUDFのソース ファイルおよびオブジェクト ファイルの位置が指定されていない場合に、それらを検索するために使用されるデフォルト ディレクトリ。
ソース ファイルまたはオブジェクト ファイルがサーバーにあり、CREATE FUNCTION文にそのパスが完全には指定されていない場合、ファイルの完全パスの先頭部分はこのディレクトリであると見なされます。
このディレクトリの作成を担当するのは、管理者、または十分な権限を与えられたユーザーです。
- UDFがコンパイルされる一時ディレクトリ。
コンパイル処理に必要なファイルはすべて、ここに移動されます。移動されるファイルとしては、サーバーまたはクライアントからのソース ファイル、および必要であればオブジェクト ファイルやヘッダー ファイルが含まれます。
- ダイナミック リンク ライブラリの保存ディレクトリ。
- 保護モードで実行されるUDFのための共有メモリ ファイルのディレクトリ。
UDFのデフォルト パスおよび一時パスの名前を含む情報の詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の「Cufconfigユーティリティ」を参照してください。