パラメータ リスト
UDMのパラメータ リストは、非常に独特です。これには、次のものが含まれます。
- UDMに関連付けられたUDTのハンドル
- メソッドの呼び出しで指定された入力パラメータ
- UDMの結果およびSQLSTATE結果コードを戻す出力パラメータ
1つのUDMに対して、0~128個の入力パラメータを使用できます。入力パラメータとして使用する型は、メソッド呼び出しでのSQLデータ型に対応します。詳細は、SQLデータ型のマッピングを参照してください。
採用するパラメータ受渡し規則によっては、それ以外にパラメータが必要になることがあります。
ほとんどの場合、パラメータはデータへのポインタとして指定します。
互換データ型
メソッド呼び出し中にUDMに渡される引数の型は、必ずしも関数定義における対応するパラメータ宣言と厳密に一致している必要はありませんが、互換性のあるものでなければならず、互換データ型に適用される優先順位ルールに従っていなければなりません。
詳細については、<互換データ型>を参照してください。
パラメータ受渡し規則
UDMでは、次の2種類のパラメータ受渡し規則がサポートされています。
パラメータ受渡し規則 | 説明 |
---|---|
パラメータ スタイルSQL | 入力引数としてNULLを渡したり、結果としてNULLを戻す手段を提供します。 |
パラメータ スタイルTD_GENERAL | NULL入力引数を受け入れず、NULLの結果を戻すこともありません。 |
UDMのコーディングで使用するパラメータ受渡し規則は、そのUDTのためのCREATE TYPE文のMETHOD指定のパラメータ受渡し仕様に対応するものでなければなりません。
CREATE TYPE文中のMETHODでの指定 | 関数パラメータ リストに使用する構文 |
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PARAMETER STYLE SQLを指定する場合、またはPARAMETER STYLEオプションを指定しない場合 | パラメータ スタイルSQLの構文 |
PARAMETER STYLE TD_GENERAL | パラメータ スタイルTD_GENERALの構文 |