テーブルUDFでは、中間記憶域を使用して反復実行間でデータを保持することができます。
TBL_PRE_INITフェーズでは、テーブル関数は通常、com.teradata.fnc.Tbl.allocCtx()を呼び出して中間記憶域を割り当て、テーブル関数が保持するデータの格納に使用するクラスの初期化済みのインスタンスに渡します。その後のフェーズでは、テーブル関数がcom.teradata.fnc.Tbl.setCtxObject()を呼び出して以前割り当てた中間記憶域にデータを書き出し、com.teradata.fnc.Tbl.getCtxObject()を呼び出してデータを取り出し、処理を継続します。