目的
UDTまたは複合データ型(CDT)の基本型または属性型に関する情報を取得します。
構文
void FNC_TblOpGetBaseInfo(FNC_TblOpColumnDef_t *colDefs, UDT_BaseInfo_t *baseInfo)
- FNC_TblOpColumnDef_t *colDefs
- テーブル演算子から渡されたまたは返されたストリームの列定義に関する情報を含む構造体へのポインタ。この構造体のサイズは、テーブルの属性数によって異なります。これは入力パラメータです。
- UDT_BaseInfo_t *baseinfo
- 各エントリにUDT列またはCDT列の説明に必要なメタデータが含まれている、構造体の配列へのポインタ。この構造体のサイズは、テーブルの列数によって異なります。列がSTRUCTURED型UDTである場合(STRUCTURED型UDTである属性の有無は関係なし)、属性に関するメタデータはFNC_TblOpGetStructuredAttributeInfoへの後続の呼び出しによって取得されます。
使用上の注意
このルーチンはテーブル演算子でのみサポートされ、UDT型または複合型が入力列として渡される、または出力列として返されるようにすることができます。
このルーチンでは、次のUDTとCDTがサポートされています:
- ARRAY/VARRAY
- DATASET
- DISTINCT型UDTとSTRUCTURED型UDT
- Geospatialタイプ: ST_Geometry、MBR、MBB
- JSON
- PERIOD型
- XML
UDT_BaseInfo_t構造のbase_*フィールドは、STRUCTURED型UDTに対し入力されません。STRUCTURED型UDTには多くの属性が含まれ、ネストの任意レベルも含まれていることがあるため、STRUCTURED型UDTの属性に関するメタデータはFNC_TblOpGetStructuredAttributeInfoを使用して取得されます。FNC_TblOpGetStructuredAttributeInfoルーチンは、STRUCTURED型UDTのすべての属性に対応するattribute_info_t構造の配列を返します。
FNC_TblOpColumnDef_t構造およびUDT_BaseInfo_t構造の詳細については、テーブル演算子のデータ構造を参照してください。