UDTのためのキャスト、整列、または変換の機能を提供する関数は、特定の要件を満たす必要があります。
呼び出し側 | 関数での規則 | C/C++関数 |
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STRUCTURED | 別のUDTまたは事前定義型からそのUDTにキャストする機能 | 入力引数の値を使用して、UDTの結果の属性値を設定する。 |
そのUDTから別のUDTまたは事前定義型にキャストする機能 | UDT入力引数の属性値を使用して、結果の値を設定する。 | |
そのUDTをサーバーにインポートするための変換機能 | 事前定義型入力引数の値を、UDTの結果の属性値に変換する。 | |
サーバーからUDTをエクスポートするための変換機能 | UDTの属性値を、事前定義型の結果に適した値に変換する。 | |
2つのUDTを比較するための整列機能 | UDTの属性値を使用して、結果を、Teradata Databaseで比較に使用される値に設定する。 | |
DISTINCT | 別のUDTまたは事前定義型からそのUDTにキャストする機能 | 入力引数の値を使用して、UDTの結果の値を設定する。 |
そのUDTから別のUDTまたは事前定義型にキャストする機能 | UDT入力引数の値を使用して、結果の値を設定する。 | |
そのUDTをサーバーにインポートするための変換機能 | 事前定義型入力引数の値を、UDTの結果の値に変換する。 | |
サーバーからUDTをエクスポートするための変換機能 | UDTの値を、事前定義型の結果に適した値に変換する。 | |
2つのUDTを比較するための整列機能 | UDTの値を使用して、結果を、Teradata Databaseで比較に使用される値に設定する。 |
DISTINCT型とその事前定義ソース型の間のキャスト機能は、Teradata Databaseによって自動的に生成されます。DISTINCT型と、その他の事前定義データ型またはUDTとの間のキャストのために、付加的な関数を作成することができます。
変換、キャスト、および整列の機能は、DISTINCT型の作成時にTeradata Databaseによって自動的に生成されますが、この機能を除去して独自の機能を用意することもできます。ソース データ型がLOBの場合には、Teradata DatabaseはDISTINCT型UDTの整列機能を自動生成しないことに注意してください。