目的
このコマンドは、UDFが続行されるときに、ブレークポイントをインストールするUDFインスタンスを選択します。
構文規則
scope all
scope thread-selectors [...]
ここで、構文要素thread-selectorsは、デバッグ中の1つ以上のUDFスレッドを選択する文字列を指定します。
デフォルトのscope allはブレークポイントをすべてのインスタンスに適用します。
使用上の注意
ブレークポイントの範囲は、設定対象のUDFを呼び出す間にだけ適用されます。範囲内にUDFが存在する場合、そのUDFは範囲から削除されます。範囲内にすべてのUDFが存在する場合、範囲はallにリセットされます。
同じスレッド セレクタの新しいUDFは、前に設定された範囲を継承しません。ブレークポイントを特定のUDFに限定する場合、対象となるUDFの1つに範囲を設定するよりも、複数のUDFの実行を一時停止した方がうまく機能することがあります。